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映画「 あしがらさん 」を観て

プチ・フォワイエ

映画「 あしがらさん 」を観て
福祉グループ:奥本 純子

 

 大都会のまん中。早朝、ゴミ袋の中から食べ物を探して食べているあしがらさんの姿から映画が始まった。きっと沢山の大変な事をかかえて路上で生活をせざるをえなかったのでしょう。私はこの場面でもう胸が苦しくなってしまいました。そんなあしがらさんが、すばらしい青年と出会い、徐々に心が通じ合っていく様子が映像でつづられていました。寒さと栄養不足で体をこわし動けなくなっているあしがらさんに気づいた青年は救急車を・・。この青年を通じて役所の人や病院の人との関わりが始まり、路上からぬけ出し、心ある福祉施設への入所につながっていった。

 映画の終わりの方では、デイ・サービスを受け、皆とハワイアンを踊る幸せそうなあしがらさんの姿が・・・。これがお話でなく現実なのだからすばらしい。「 あんただけは信じるよ! 」のあしがらさんの声がいつまでも心に残りました。信じられる人に出会って本当に良かったと思いました 。そして大変な事があっても、どこかで必ずだれかにつながっているんだなあと感激しました。今の私には家族がいて、家も食べる物も着る物もあることに、あらためて感謝して過ごさなくてはと思った次第です。すばらしい映画でした。

 教会で50人近い皆さんと一緒に観られたのも良かったです。その中には、あしがらさんが入所している施設のスタッフの方もいらっしゃり、今もお元気に過ごしていらっしゃるという報告もありました。また、法律的な事で何か力になれれば協力したいという方もおられました。少しでも多くの人たちが路上で生活している方々に関心を持ってくださったらすばらしい事だと思っております。路上から抜け出すことは大変な事だと思いますが、応援している人も沢山います。どうかがんばってほしいです。

 急に寒くなってきたので、夜空の下では大変だろうなあと案じています。私も「 枝の会 」に参加して、私にできることをしたいと思っております。