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教会バス旅行で登山を選択、その結果は?

プチ・フォワイエ

教会バス旅行で登山を選択、その結果は?
小澤 兵衛

 

 (至仏山:2228m)

 梅雨明け近い7月28日から2泊3日の日程で尾瀬戸倉旅に参加した。温泉に入り、「 朝夕の祈り 」を唱和してご馳走を食べ、主日ミサにも与かった。2日目、至仏山の山登りに挑戦、やっとこさで踏破できた。全距離14キロ、所要時間、登り4時間、下り3時間を要した。天気は朝方雨、次第に止んで曇り、気温26度前後。

 コースは鳩待峠~上ノ鼻山頂、下りは小至仏山~オヤマ沢田代~トカゲ岩~鳩待峠。登りは大変な難所続きで雨上がり、滑りやすい岩。蛇紋岩の急傾斜な岩畳を鉄鎖を伝わって越えると今度は木道についで木組階段を這うように登り、生き絶え絶えに高天ケ原に着き、休憩。ここは高山植物が咲いている岩礫帯。ここから眺める下界の展望は素晴らしい。尾瀬ケ原が広がり、燧ケ岳も見渡す。露岩帯を木組階段で数十段登ると天空下に小広い頂上に辿り着いた。頂上石柱をバックに記念写真を撮る。おにぎりを食べて20分も経たずに指先がかじかんできた。頂上は寒い。体が冷えてきた。直後に下山開始の合図が出た。

 尾根に沿い、岸壁基部を渡り、身の丈ほどの蛇紋岩間をまたぎ、何回も通り抜けて、漸くの思いで小至仏山に着いた。この地帯も高山植物が咲いているエリヤ。花畑が広がる。花に癒されて、また主稜線を歩きだす。次はオヤマ沢田代に着くと、傾斜が穏やかになり、また花畑に。だがまだゴールの気配なし。尾根を左右にまたぎ、落葉樹の樹林帯を下り、北西の端に広場が見えてきた。そこが鳩待峠だ。ヤッター!無事帰って来たぞ。途端に今までの苦しみが消えて大きな達成感が体の全体から沸き上がるのを体感した。一緒に登ったメンバー、道案内のリーダーに感謝す。励ましてくれた先輩に、全てを支配しておられる神のご加護に、司祭からの安全祈願に感謝します。この旅の幹事関係者にもお礼申し上げます。至福の旅体験して、お互いの信仰が一層深まりますようにお祈りします。

<高山植物>
オゼソウ、カトウハコベ、シナノキンバイ、タカネバラ、タカネトウウチソウ、ホンバヒナウスユキソウ、ヒメシャジン、ジョウシュウアズマギク